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2024年11月24日
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その後

2008年05月30日
<その後>

こうして無事退学し、学校を離れることが出来た私はだいぶ楽になりました。

あのおかしな症状も、徐々に治まっていきましたが、チャイムを聞くとどうしても出てきてしまうので引越しをしました。

完全に学校と離れ、チャイムも聞こえなくなったことで、いじめによる後遺症と思われる症状はなくなりました。

しかし・・・一度壊れてしまったものはそう簡単には治りません。

いじめによって深く傷ついた心は気が付かない間にだいぶ私を蝕んでいました。

この傷が完全に治癒するのは・・・だいぶだいぶ先だと思います。

いや、もしかしたら完全に治癒することはないかもしれません。

今でも、仕事で学校の近辺に行くことがあると、フラついたり眩暈がしたり冷や汗が出ることがあります。

何か背後から気配を感じ、襲われるのではないかという恐怖に怯えたりすることもあります。

そしてこんなに傷ついていたのか・・・と、こんなに根強いのか・・・と、自分で驚き、そして絶望します。

あの頃、私が退学したいと言っていた時、周りの人達は散々退学を反対し、中には罵声を浴びせる人もいましたが、私は自分の選択は正しかったと今でも思っていますし、退学したことを後悔したことは一度もありません。

逆に退学していなかったらどんなことになっていたかと考えると本当に恐ろしくなります。

不登校は、確かにもう一度登校出来ることがベストかもしれませんが、辞めて学校から離れることが最善策ということもあると思います。

(不登校体験記 その11)

>>不登校を改善するには?その1


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私の不登校体験記目次

不登校

いじめの始まり

どんどんエスカレート

教師の言葉





教師も一緒になって

不登校の始まり

限界の先には

おかしな症状

退学

その後

不登校を改善するには?その1

不登校を改善するには?その2

伊藤幸弘・不登校ひきこもり解決DVD

私の不登校体験記<トップページ>
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